Body
この年代の赤色の塗料は色が抜けやすく、ハニーバーストになっている物が多い中、こちらのストラトは色焼けがかなり少ない。発色のよいサンバーストが見られる。
ボディ塗装の際にハンドルを取り付けていたため、ハンドルが付いていた部分のみ着色されておらず、木部が見える。ネックジョイントにスタンプが押されている。
裏面は表面よりもさらに赤色の層が厚く、鮮やかなグラデーション。バックルの剥げ方から塗装がかなり薄くなっている事がわかる。
バックプレートを外した所。
ピックガードを外してみても色焼けの痕跡がほとんど見られないのがわかる。
69年以降からテンプレートが変わり、角ばった大きめのキャビティになる。
コントロールキャビティのジャックよりのネジ穴付近には治具を取り付けた穴があいている。
ジャックキャビティ。
滑らかな曲線を描く深めのバックカット。65年以降から少しずつ範囲が狭まり、コンターも浅くなっていく。
エンドピンから右側に至るまで大きくコンター加工が施されており、滑らかな曲線美を描いている。65年以降の物はエンドピン付近でコンター加工が終わっており、急な角度で削られている。
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