Neck
油分が多く艶のあるハカランダ指板。
ポジションマークはバルカン・ファイバー製、マットで光沢のない通称"クレイ・ドット"。
フレットはヴィンテージと同じサイズのものに交換されている。
頭の"2"はストラトのモデルコード、"AUG 63"から63年 8月に作られたネックだとわかる。
62年頃からナット幅を選択できるようになり、アルファベットはその種類を表している。"B"の太さは標準サイズ、1 5/8インチ(41.275mm)。
ネック裏には治具穴が1ヶ所あけてある。
62年後半から採用されるラウンドボード指板。一度0フレット仕様にしたのかナット下に溝があけられた痕跡があるが、段差もなく綺麗に埋め直してある。
ネック裏は丁寧に弾き込まれており、塗装の艶と木材特有の艶感が混ざっている。木が直接肌に触れる吸い付くような質感はヴィンテージ特有の弾き心地。
1フレット付近にマスキングテープを貼ってみたところ。滑らかな曲線を描く細身なシェイプになっている。
握り心地的には少し細めの印象。握りがコンパクトにまとまるため、繊細な指のパッセージもにもストレスが無い。
58年以降の上部までタップが切られたタイプのジョイントビス。
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